糖尿病の人の中食


最近は中食(なかしょく)という言葉が一般的に使われるようになりました。
ライフスタイルの変化に伴い、共働きなど忙しい家庭では、惣菜や弁当は作る手間がいらずとても役立つ商品です。
しかし、糖尿病者にとっては、市販の惣菜や弁当は揚げ物が多いなどカロリーが多いため、利用には注意が必要です。

2006年に国民生活センターで実施された中食のフライの検査結果によると、多いものでは中食のフライで1日の脂質目安量を摂取してしまいます。
衣の厚い加工食品は手作り品よりも、衣が油を吸いやすくカロリーが多いことは覚えておいてください。
また、その場で作り、並べて好きな量をとる包装のない惣菜には、原材料やカロリーの明記は必要ないので注意が必要です。

容器包装されている加工品には、原材料の他、カロリー表示も明記されています。
見かけは少なくても高カロリーのものがあるので注意してください。
特に、チョコレートなどお菓子は少量でも高カロリーです。

糖尿病では、食事の栄養バランスを考えると同時に血糖値を上げないよう、カロリー計算はかかせません。
糖尿病であっても調理の手を抜きたいときはあります。
そういった時には便利な加工食品ですが、食事に利用する際には注意を怠らないよう、充分気をつけましょう。





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たばこやアルコールの糖尿病への影響



糖尿病になった人にはたばこやアルコールをやめるよう、指示があると思います。

まず、たばこの糖尿病への影響ですが、たばこは糖尿病に限らず肺がんなど様々な病気の発症率を上げる原因です。
糖尿病の高血糖が続くと血管障害が起こりますが、喫煙はその血管障害を加速する作用があります。
血液ドロドロ状態になっているのに、それに追い討ちをかけるのと同じです。
そのため、あなたや家族の体を守るためにも糖尿病の人には禁煙をお勧めます。
禁煙によって口寂しくなって太る人もいますが、食事療法や運動療法によって血糖値や体重を管理できるようにしましょう。

アルコールの糖尿病への影響のひとつが、低血糖。
また、アルコールを飲むときのおつまみは塩分が多いので、食べ過ぎると高血圧を起こしやすくなります。
おつまみの食べすぎ自体、カロリーの取りすぎにつながるので糖尿病にはよくありません。
しかし、決してアルコールがだめなわけではなく、血糖や食事など生活管理がきちんと成されている場合は2単位程度飲んでもいいと指導される人もいるようです。

しかし、自分や家族の体や生活を守ることは、とても大切なのです。
糖尿病である、ないに関わらず、しっかりと栄養バランスのとれた食事を取ることは、毎日を健康に過ごすうえでとても大切なことなのです。





介護保険について


糖尿病が悪化したり、合併症などを併発し、自分だけの力で動けなかったり、動けても自由が利かないなどの場合に利用できる選択肢のひとつが介護保険です。
介護保険は40歳から介護保険料を支払います。
しかし、第二号被保険者であっても、特定15疾病の場合はサービスを受けられます。

糖尿病の場合は、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性精神障害が特定疾病にあたります。
この他、脳血管疾患(脳梗塞など)も特定疾病です。
介護保険のサービスには、食事や買い物などの家事を援助や身体介護をしてくれるヘルパーの派遣、病院への送迎サービスや、デイサービスなど自宅以外で食事や入浴をさせてくれるサービスなど多岐にわたります。
看護師が定期的に来て、血圧を測ったり生活のアドバイスをしてくれるサービスもあります。
介護サービスを受けるのは、まず介護度の認定が必要で、介護度の重さによって受けられるサービスや1割負担の上限金額が変わってきます。

介護保険の申し込みは自治体の介護福祉課や地域包括支援センターなどが窓口となっています。

もし、介護が必要となった場合はどうするか、考えたくないことかもしれません。
しかし、きちんと知っておけば、もしもの時に慌てなくてすみます。
そのうえで病気にならない、進行させないよう、規則正しい生活習慣を忘れず過ごしてください。